鼻に関する症状
急性鼻炎の多くは鼻かぜからくるものが多いです。ほとんどの原因が風邪ウイルスによるものですが、埃や化学物質、大気汚染物質などによっても引き起こされます。引き続き細菌感染を起こすと症状が長くなり慢性鼻炎、慢性副鼻腔炎に移行するものもあります。症状は鼻づまり、鼻水、くしゃみが一般的です。鼻水は細菌感染を引き起こすと膿性鼻汁や咽の後ろにたれる後鼻漏(こうびろう)になります。 他には咽頭痛、咳、発熱、食欲不振、頭痛なども伴うことがあります。小児ではいびきが大きくなったり、中耳炎になることもあります。治療は鼻汁を抑えるために抗ヒスタミン薬や粘液溶解剤などの内服薬です。